3.停電が起きるんじゃない?

原発が無くなれば電力供給が危うくなる―そう思われている方も多いと思います。

しかし、2013年9月から現在(2014年2月)にいたるまで日本では一基も原発は稼働していません。

 

福島第一原発事故以降、これまで休ませていた火力発電所を順次稼働させていったことと、

節電が広く行われるようになったために、

電力供給量としては年間を通して需要を満たすことができています。

 

電力供給の余裕度を表す指標に「予備率」というものがあります。

この予備率が3%を下回ると、安定供給が脅かされる危険性が高まるとされています。

2013年の8月は関西電力大飯原発の3号機、4号機のみが稼働していましたが、

一年のうち最も電力のひっ迫が懸念されるこの時期でも、

予備率の3%を全ての電力会社で上回りました。(下図)

資源エネルギー庁「電力需給検証小委員会報告書について」(平成25年10月)より作成。各電力会社における最も電力需要量の多かった日の数値。
資源エネルギー庁「電力需給検証小委員会報告書について」(平成25年10月)より作成。各電力会社における最も電力需要量の多かった日の数値。

北海道は冬場の電力需要が多いのですが、

この冬の予備率の予測は7.2%となっており、さらなる余裕を確保する努力は必要とされているものの、

基本的には問題はありません。