1.そもそも脱原発した方がいいの?

これまでこのサイトで見てきたように、原発はコストとリスクが高いと言わざるを得ません。

それでもなお、今後も原発に依存し続けた方が良い理由があるとすれば、それは何でしょうか。

 

ひとつには、これまで原発の存在を前提として構築されてきた、

電力供給に関する社会の仕組みが変わってしまうことによって様々な混乱が起きることや、

これまで原発に関係した利益を受けていた人たちが損失を被ってしまうということがあるでしょう。

 

しかし、そのような理由があるからと言って、

今後も永続的に過大なコストとリスクを日本社会全体が背負い、

さらには将来世代にまで負担を強いてよいという理由にはなりません。

 

これまでの路線を転換する際、必ず問題は起きるものですが、

その問題を克服する努力をすることによって社会は前進するのではないでしょうか。

 

2013年5月に報告書を出し、解散した「大阪府市エネルギー戦略会議」は、

「倫理的脱原発」と「経済的脱原発」の二つの考え方で

原発をこのように結論付けています。

倫理的脱原発

経済的脱原発